路上の猫

 本日、冷たい小雨の降る中、一宮市街を自動車で走行中、黒いネコちゃんが車道の脇に横たわっているのを目にしてしまいました。 私は車を直前に停車させるとハザードランプをつけ、まずはネコちゃんの様子を見に行きました。 横たわっていたネコは健康的に太っており毛並みも良い感じです、さらに首輪をしておりましたので飼い猫のようです。 しかし、ネコちゃんは呼吸をしておらず、既に死んでおりました。 体を触ると死後硬直のせいかカチコチの状態です。 とにかくこのままでは、さらに轢かれる可能性があるので、とりあえず歩道上のなるべく飼い主が見つけやすいよう街路樹の下へ安置しておきました。 私はドライブ中に轢かれた猫を見たときは、どうにもいたたまれない気分になり、とりあえず安全な場所へ移動してあげるようにしております。

 それにしてもこういう猫を見つけてしまうと心が痛みます。 また、昔飼っていた「トム」の事を思い出します。 「トム」はその昔、我が家で飼っておりましたシャム猫です。 とても人見知りして、警戒心も高く、とても野性的な動きをする性格でした。 当時は自由に外出できるようにしてネコを飼うのが、ネコにとって最も幸せな事だと思い込んでおりましたので、わざわざネコ専用の出入り口を設けて自由に外出させておりました。 しかし、ネコが人間の交通事情を理解できるはずはありません。 ある日、うちの「トム」はペラペラのせんべいのような変わり果てた状態で発見される結果となりました。 それ以来、我が家では「ネコ外出禁止令」が発令され、ネコが交通事故で死んでしまう事も、他の家のネコと喧嘩して血だらけになることも、変な病気をもらってくることもなくなりました。 やはりネコを家族として見るのなら、ネコは家飼いにすべきだったのです。 また、外出禁止にすることで、一日のうちでネコと過ごす時間が自動的に増えるという余得もありますしね。

ちなみに今までに飼っていたネコの種類と死因を列挙しておきます。

 名前・種類・死因
 トム・シャム・交通事故
 トム2世・シャム・食あたり
 ブンブン・チンチラ・老衰
 ユキちゃん・タキシードキャット・老衰
 ハヤちゃん・雉ネコ・喉の病気

今飼っているネコも種類を列挙しておきます。

 ユキちゃん・チンチラと日本猫の雑種
 ブンブン・チンチラと日本猫の雑種

家飼いにすることで得られるであろうメリット

 交通事故にあわない
 毒えさを食べる危険がない
 喧嘩で怪我をすることがない
 他の猫から病気をもらうことがない
 一日のうちで猫と過ごす時間が長くなる
 結果として長寿命

もし今のネコと長く時間を過ごしたい方は、ぜひとも家飼いへの変更をを推奨いたします。

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