
郡上を離れ、一路、大滝鍾乳洞へ向かいます。

道幅が狭く、対向車に気を使いながら進むと

釣堀から煙が上がるのが見えてきます。

そしてこの先が

駐車場です。すごく混んでます。人気があるようです。

雨が止んできました。

釣堀が賑わっています。

ここで、団体さんが記念写真を撮ります。

大滝鍾乳洞案内図

通常は大人1,000円中人800円小人500円です。この他にも、大滝鍾乳洞と縄文鍾乳洞のAセットが1,300円、大滝鍾乳洞と石焼料理古代焼きのBセットが2,100円、大滝鍾乳洞観光と流しそうめん食べ放題のCセットが1,300円でした。公式サイトには料金案内が見当たらないようですが、とりあえず、今回はCセットで行きます。

鍾乳洞入り口へはケーブルカーで行きます。
このように、ゆっくりと上ります。

終点駅から下を見ます。

本洞は古生代の石灰岩中に生じた断層が、地下水によって溶解、拡大されて出来たものである。東西270m、南北40m、高度差100mの範囲に八層にわたり、生成している。現在までの調査でも、既に1,000mをこえる通路、広間が知られており、さらに上部に延長が期待されるので、当地域最大級の鍾乳洞であることは間違いない。洞窟はほぼ、東に向かって直線的に、幾段もの滝によって高くなっている。奥部には大きな広間があり、上下左右に連絡して全体として迷路を形成している。水流の多いことも本洞窟の特色であり、若々しい美しさの原因となっている。鍾乳石類は量・質共に豊富、多彩であらゆる種類のものが見られると言って良い。アンソダイト(石花)・ヘリグマイト・ヘリクタイト等は、この地方では本洞窟にしか見られないものである。洞窟珊瑚の中には他に報告のない型のものがある。成長中のものが多く新鮮で純度が高く、光を通すものが多い。また赤色からピンク色に着色したものがあるのは注目に値する。母岩の石灰岩には、古生代ベルム紀のフズリナ化石等が多量に含まれ、2億数千万年前当地域が海域であったことを示している。なお、洞窟の生成された年代については他の証拠により数万年をこえることはない。この付近一帯には数十の洞窟があり、その中からナウマン象、ヘラ鹿、大角鹿をはじめとする現在絶滅した動物の化石が大量に発見され、当地域が数万年前、現在よりも寒冷な高原であったことが予想されている。まあ、とにかく珍しいということですね。

それでは入ります。冷房が効いてるかのように中は涼しいです。

だれが名づけたか

わかりませんが

特に

命名しなくても

良い気がしますが、

そういったネーミングセンスを吟味するのも

この鍾乳洞の味ですね。デコレーションケーキと命名された石もありましたよ。

大滝
落差30メートル、地下60メートル。この鍾乳洞の名前の由来でもある最大の見せ場。圧巻です。

上は暗いです。それにしても、こんなところに滝があるのは初めて見ました。
このように滝が流れています。

大滝洞窟不動尊
迫力の存在感です。画像に何か映りこんでいる気がしますが、気にしないほうが良いでしょう。おそらく滝の飛沫ですね。そういうことにしておきましょう。

このお不動様は特に人々の健康長寿を祈願して洞内の奥深く自然石に刻まれました。
作者は台湾の彫刻家、柳順天先生で、この大滝の神秘さに感激されて5ヶ月かかって刻まれましたそうです。

御神水

この滝を通過すると見所はほとんどありません。

出口です。冷房の効いたような洞窟から、むせ返る様な夏の熱気に逆戻りとなります。

山道を下りますと

ふもとに流しそうめん屋さんが

通常は、大人600円ですが

大滝鍾乳洞観光と流しそうめん食べ放題のCセットが1,300円でしたので、実質は300円です。

ステンレスなので風流とはいきませんが、清潔感はバッチリです。

つゆのおかわりも自由。鍾乳洞の天然水かけ流しでいただくそうめん食べ放題。これで300円。食べ過ぎました。「おなかいっぱいになりましたか?」店員さんは親切に声をかけてくれました。

次回は古代焼きを堪能したいです。

相変わらずにぎわう釣堀、実際に釣れているので運がよければ元を取れますね。

釣ったニジマスはここで焼く事もできます。

Cセット付属の券でおみくじが無料で引けます。

大吉でした。
気分の良くなったところで、この後、最後の目的地である下呂温泉へ向かいます。