駐車場奥からまず、一般公園へ入ります。
途中、変わった構造物が道にあります。どのような効果があるかはわかりませんが、躓かないように注意して歩きます。
しばらく歩くと大滑り台があります。
全体で約468ヘクタール。非常に広大です。
この水のみ場は、サトちゃんに似てますね。
更に奥へ進み。
開けた場所に出てくると。
植物園東門です。
大人は200円。中学生以下は無料です。
さあ入ります。回転式です。
クーちゃん。
しばらく歩くと。
大芝生があります。大きすぎて写真に納まらない規模です。とりあえずこの見晴らしのいい芝生の丘の上で食事をします。寿司を持ってきました。
食事を終え、さらに奥へ進みます。
もみじでしょうか?紅葉シーズンでもないのに赤いようです。
先には森林公園展示館があります。
静かな雰囲気です。この植物園全体で人に出会うこともまれですけど、この展示館も無人でした。
森林公園の歴史が写真パネルになってます。
明治時代のこの一帯は禿山だったようです。
ホフマン工事という方法で緑をよみがえらせたそうです。
木の化石。石炭の一種で昔は燃料にも使われたそうです。石油がなにを原料として湧出しているのかは、実はまだはっきりとしたことがわからないと聞いたことがありますが、少なくとも石炭は木の化石であるようです。
昭和57年ごろの東門。
昭和50年ごろの児童公園。実にシンプルです。
大滑り台は昭和52年完成です。
昭和50年ごろの噴水。
昭和9年ごろの尾張丘陵写真。まるで禿山です。
昆虫の標本なども多数展示されています。これだけの数を収集するには並々ならぬ労力が必要だったに違いありません。
森林公園にすむ動物。
イタチ
キツネ
タヌキ
フクロウ
ノスリ
アオサギ
トラフヅク
ハクビシン
喫煙スペースもあります。
館を出ていこいの森へ更に歩きます。
カクレミノ
こなら
シキミ
湿地コーナー
ぼだいじゅ
アセビ
イヌツゲ
ヒサカキ
サワフタビ
ネズ
アベマキ
クロミノニシゴリ
しばらく行くとレトロな水のみ場がありました。
しかしハンドルが取れてしまいました。残念。
かやぶき小屋が見えてきました。
タバコも吸えます。
とりあえずお茶と大福で少し休憩です。
疲れも癒えたところで更に奥へと進みます。
ふるさと橋
池が見えてきました。ずいぶん大きな池です。
水の透明度も良好です。
吊り橋かと思ったら。
普通の橋でした。
遠くにカモが見えました。
池には野鳥の観察所があります。
道を更に行くと岩石が展示されたスペースがあり。
移設された穴田第二号古墳があります。
近くにボタン桜が咲いていました。
そのまま道なりに帰路へ。
なにしろ終了時間が早いのです。
それにしてもこの門、でかいです。
よい散歩になりました。植物園ゾーンは、森林公園の一般公園区域と違って芝生がとても広大ですので、次回来るときは何か遊べるものを持ってこようと思います。
今回の訪問では森林公園の意外な生い立ちを知る事ができました。森林公園はもとから森であったわけではなく、昭和13年(1938年)当時には荒れ放題だった禿山を、当時の人たちが県民の憩いの理想郷として緑化しようと考え、その後何十年もかけて再生させてきて今日に至るという経緯があったようです。森を壊すのは簡単ですが、再生させるには実に長い年月と手間が必要だったようです。
今でこそ環境問題という言葉が周知され、エコロジーがあたりまえですけれど、なぜそれが大事なことなのかを、あらためて思い知らされた気がします。そして、目先ではなく何十年も何百年も先の為に成す行為、自分のためではなく後世の人のために成す行為、それはとても大事であると感じた次第です。