お宝BOXの中身。第2回目はこちら。
古いネコのおもちゃです。正確な年代はわかりませんが昭和40-50年ぐらいのものだと思われます。
それにしても、この箱絵は最高ですね。
このポーズ!
この肉球!
この笑顔!
箱絵を見ているだけで癒されます。FMSTATIONの表紙に描かれていたようなポップアートのイメージと日本の伝統的な絵のタッチがクロスオーバーしている感じです。Tシャツなどにプリントしたらお洒落かもしれません。
絵を良く見るとサインらしきものがあります。「Ishi」と書かれているようです。
しかしこの箱絵を見て感じたのは、なるほど、骨董玩具に関しては箱が揃ってるといないのでは価値が違ってくるというのも納得です。当時を偲ぶには確かに箱も大事ですからねえ。
中身はこんな感じです。色が黄色いというのが意外でありポップな印象ですが、おそらくそれは経年劣化による退色の結果であって、本来は薄茶色だったのではないかと予想します。
左右の手の長さをあえて非対称にして角度をつけることで、
ネコ独特の体の動きをトレースしつつ弧を描いて前進するようになっているようです。
腰を引き気味にして手を伸ばすあたり、いかにもネコらしいポーズと思います。
このボールが車輪の役目をしています。
こんな動きです。ゼンマイで前進と回転の動きをこなすとはなかなかユニークですね。今回は癒し系の玩具レポートとなりました。それでは。