Archive for 3月, 2011

ANOBAR8 第5回 アノバーエイト(ANOBAR 8)を車載する

水曜日, 3月 9th, 2011

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新幹線に電光掲示板がついているのですから、車についていても面白いのではないかと考えANOBAR8を車載してみました。ANODOS社が意図しない利用方法であるだろうなと考えながらも、「とにかく試してみたい」という衝動に駆られた次第です。

ANOBAR8はフロントガラスに取り付けられるようなサイズや重さではありませんが、もしフロントガラスに設置しようとすると下記の保安基準に抵触するようです。この規制により最近ではレーダー探知機やドライブレコーダーなどのフロントガラスへの取り付けが困難になっているようで御座います。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokukokuji/saikoku_039_00.pdf

さて、ダッシュボードへの設置はどうなのでしょうか?直近の直接前方視界の技術基準情報によれば
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/saimokubetten/saibet_029_00.pdf
自動車の前面から2mの距離にある鉛直面と2.3mの距離にある鉛直面内にありかつ、車両の左側面から0.9mの距離にある鉛直面と車両の右側面から0.7mの距離にある鉛直面内にある障害物を基準アイポイントから直接確認する。

とあり、横長ボディのANOBAR8にとっては、これだけの点を捉えれば、何も問題はなさそうです。
しかし、エアバッグの作動性やANOBAR8の表示モニタの光度による眩惑を考えれば、そのうち何らかの法律に引っかかる可能性が高いと言えますので、真似をなされる方は自己責任で宜しくお願い致します。私も今回、実験的に車載したのみで、すぐに取り外しております。

まずは電源投入。どうやって無線LANを構築しているかは割愛です。おそらく持ち歩けるタイプのWi-Fi端末を提供しているWiMAXやemobileで簡単に実現できると思います。

移動中はこんな感じです。
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当初は車載する意味がないのではないかと思っていましたが、なかなかどうして、「これはすごく便利だね」という印象です。テレビなどの実況具合もリビングと変わる事はないですし、ニュースなどは聴覚よりも視覚で得ていた方が脳の処理としては断然に楽なのだなあと感じます。例えるならトンネルに入って騒々しくなった新幹線の車内で、電光掲示板を眺めているのと同じ感覚と思ったら良いです。
個人的には、ラジオは車内の空気と合わないテンションの広告が飛び出したりして疲れるし、いつスイッチを入れてもニュースが流れると言う訳にはいかないので聞かないですが、このANOBAR8は終始無音で過ごしたい時、それでいて何らかの情報を得たい時、そのような場合にこの有効なカー用品(ではないですが)と言えるでしょう。
しかし反面、運転手自身が運転中に見る事が大変に難しく、信号待ちや待ち合わせの停車中などでチラッっと見れる程度とわかりました。テレビを見るのとは感覚が違って、文字を読む為には一定時間の凝視が必要のようです。それらの点を踏まえれば、結論的には、これは自動車に搭載した場合にはあくまで同乗者向けの道具となりそうです。それでも例えば、同乗者が見るような環境はいくらでもあり、バス・タクシー・電車などが浮かびます。こういった状況下であればリビングでの活躍と変わらず、全く便利な道具だと言えます。今回は私の奇妙な実験にお付き合い頂き、真に有難う御座いました。それではまた。オートマタ。

秘湯への独り旅(板取・神明温泉)

日曜日, 3月 6th, 2011

「沈黙は金、雄弁は銀」

仕事を離れ、個人的な間柄において本音を話さないのは、相手を傷つけまいとする「優しさ」でしょうか、それとも自分が傷つかないよう避ける「弱さ」なのでしょうか。
本当に相手の事を思えば、衝突を承知で本音をぶつけるのが「優しさ」であるとは思いますが、無用な衝突を避けるのも「賢い」生き方には違いありません。

まあ、この御時世、本音を喋らない親子・夫婦は少しも珍しくはないのでしょうけれど。私にとっては本音を言ってくれない人間は、所詮そこまでの相手で御座います。なぜならば、私の健康が、かろうじて保たれているのも、ある意味で本音で話す人がいたからかもしれないので。

しかし、ここ最近、人に気を遣うのも、人に気を遣われるのも、少しばかり面倒に感じるようになってしまった私は、心の洗濯をする為に、山奥の「秘湯」へと一人で車を走らせたのでした。
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名古屋高速から東海北陸自動車道美濃ICへ走り、国道156号線を郡上八幡の方向へ向かいます。しばらくして新美濃橋を渡り洞戸方面へ県道81号線を走ると国道256号線に繋がりますこのまま行くと板取温泉なのですが、その手前500メートルほどのところに喫茶店風の店がありましたので、ここで少し休憩します。
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山奥にあるドーナッツ専門のお店。宮沢賢治の「注文の多い料理店」に出てくる「山猫軒」ではありませんが、深い趣があります。
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名物であるじゃがいもドーナッツの揚げたては、美味しいものでありました。気に入りましたので追加で5個ほど購入です。
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さてここが、今回の目的地であります「秘湯」こと「すぎ嶋」さんです。ウィキペディアによれば「秘湯は、主に山奥などの交通の便が悪い場所に存在する温泉のことを指す。読んで字の如く、秘=他人に知らせたくないような温泉のことである。」とあります。確かにここは交通の便が悪く、休日でありながら人気のない温泉です。、
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薪が積まれた入り口を奥へと進みます。
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基本的には旅館で、食事も出来るのです。
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名古屋からは130キロ、下呂温泉と距離的には同じなのですが
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観光地である下呂とは対照的に、全く静かな場所で御座います。
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建物は150年前の家屋を移築したものだそうです。立ち寄り湯の料金800円を払うと奥へと向かいます。
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人の気配が感じられません。
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薪ストーブのある待合室。
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水なども準備されています。山の水のせいか、美味しいです。
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お湯の質は、かすかに香る硫黄とヌメリ。そして不思議にドロリとする水です。
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真新しい洗い場
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脱衣所も非常に綺麗です。
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要約:神明温泉は平成7年200日かけて深さ1000メートルより35度前後のアルカリ単純泉を毎分180リットル湧出させています。
温泉自体は最近発見されたものなのですねえ。
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旅館のロビーにはこのような部屋もあります。
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クマの毛皮
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この空間はとても懐古調。
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公衆電話のボックス
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昔は立ち寄り湯がこの奥にあったのですけれど、この奥が客室のようです。
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体も温まったところで郡上方面へ向かいます。
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いろりのお宿 吉田屋
ここに美味しい鰻があると聞き、温泉のついでに寄ってみました。
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基本的には「お宿」なのですね。
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美濃錦
午前11時?午後2時
午後4時?午後8時
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これが鰻です。鰻の完全養殖が盛んになれば、もっと気楽に食べられるかもしれませんねえ。
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さて、この吉田屋さんの横にある
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食品サンプル屋さんも見学します。
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鮎の塩焼き
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パスタにバームクーヘン
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パフェ
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みかん
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店を出ると道沿いにいきなり岩が現れます。
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近づいてみます。
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階段がありますので、登ってみると
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白龍稲荷神社と書かれています。白蛇にまつわる場所とのことです。
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高さにして3階ぐらいです。
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岩を降りさらに道を進みます。
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すると細い路地がありました。
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このような路地の脇にも清流が流れています。郡上八幡は水のまちとも言われ、各所で水が流れておりますが、
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中には全国名水百選の第一号にも選ばれたという場所もあります。ここは名前を宗祇水と言うそうです。
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地元の人が野菜などをあらう場所なのでしょうね。
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小駄良川
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そろそろ帰ります。
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今回のお買い物はドーナツと
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しいたけ

何の予定も立てず、誰にせかされるわけでもなく、興味の赴くままにふらり旅。思い出を共感できる相手がいないというのは、ちょっとだけ寂しくもありますけれど、たまには独り旅と言うのも良いものですねえ。それでは。

ANOBAR8 第4回 アノバーエイト(ANOBAR 8)の電源のONとOFF

土曜日, 3月 5th, 2011

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普段から電源がいれっぱなしというANOBAR8、これの製品としての寿命は何年なのでしょうねえ。いくら国産品とはいえ、機器の周囲に人がいない時間帯に電源を常時ONにするのはエコロジーではないし気が引けます。この点についてなのですが、以前のANOBARでは人感センサーを装備して、人のいるときだけ反応するような仕掛けがあったようなのです。
ともあれ、デジタルタイマーを使って、人目に触れているであろう時間帯だけ電源がONになるようにセッティングをしてみました。
使うのは弊社で取り扱っている商品でありますところの「デジタルプログラムタイマー」です。これは1週間分のONとOFFを個別に設定できる優れものでして、例えば月曜日から日曜日まで曜日刻みで自由に指定できたりします。この機能、ANOBARに実装してあったら便利だと思うのですけれどねえ。
ところで、このタイマーを利用して気がついた事が一点。ANOBAR8の電源が入ると自動的に特定チャンネルのテレビ実況を始めるのですが、個人的には起動直後は天気情報を表示して欲しいんですよねえ。起動したときにスタートするメニューを指定できるスタートアップ機能があれば便利かもしれません。ではでは。