今日はどういうわけか名古屋三越本店のデパートの屋上へ来てしまいました。
以前はもっと大きい面積でしたが、今では半分ぐらいまで縮小されています。
両替所
ちびまる子ちゃん、えんそくバス
UFOキャッチャー
カンフーキッド、ピッタンコザウルス
ULTRA COASTER
限定品ですよ
皆様方頑張てくださいね
海賊カン一発
ガチャ王
おかし大作戦
ワニワニパニック
カニカニパニック
BangBangBalloon(バンバンバルーン)ですが、試しにやってみました。
3回命中した後は、お宝がコロリンコ!!となっておりますが、命中させたら風船がわれ、「係員を呼んでください」というアナウンスが流れました。どうやら景品の排出が上手くいかなかったようです。この歳で係員さんにお願いするのは辛かったです。
まさに、この人形の顔のような心境。
こちらは、三越の屋上観覧車です。2005年に営業を停止した後、国内最古の観覧車として文化財に指定されたそうです。何回か乗ったことがあったのですが、係員による手動操作(単なるスイッチ?)で動く観覧車で、実際のところ、あっという間に一周し終了するので、到着と同時に「え?もう?」という笑いがこみ上げます。そして、もうひとつの意外な点は、、この高さで一体どんな需要があるのかと思われますが、実は一定以上の高さになると、三越屋上の外壁の高さを越えますので、そうなりましたら、下界の様子が眺望でき、なるほど観覧車だと思えるようになるという仕様です。
観覧車の脇にひっそり置かれたカンガルー。ライオンとの交代劇の後、こんなとこへ設置されていたとは感慨深いです。いつかまた、ライオンと交代する日が来るのでしょうかねえ。
まあ当時は、三越以外に高い建物なんて確かになかったし。
デパートの屋上といえば、お子様ランチと共に子供の夢が詰まった空間でした。ここへ来ると死んだお爺ちゃんを思い出しますね。
テレビ塔をバックにパチリ。50年以上前から、観覧車とテレビ塔はありましたから。当時はここからこうして写真を撮られた方も大勢いらっしゃったのではないでしょうか?
さて、屋上の一角にはまた不思議なブロンズ像があります。
鯱の児之像
強く明るく大きく伸びよ
1969年9月4日
彫塑製作者
佐藤すけお
オリエンタルビル株式会社
取締役社長
○○○○
よく見ると口から管が出てます。そういえば思い出しました、確か噴水の真ん中に立ってたはず。鯱を担ぐ不思議なポーズは理にかなってたわけですね。
昭和のボンボンのイメージでしょうか。福耳で少し太目、そして七三分けなのが時代を感じさせます。
この日の屋上は4時30分ごろには閉店し始めており、人気がすっかりなくなりました。最後に動物に見送られつつ屋上を後にしました。ここでは昭和という時代がまだ続いている、と書くと大げさですが、私の子供の頃の思い出が、この建物に、そしてこの屋上に残っていたのは確かです。今回はその思い出の忘れ物を回収することができて頭がスッキリしたような気がします。