今回のお宝はエリマキトカゲもの
1984年、インターネットや携帯電話がなく、テレビが最大の情報源だった頃、
奇妙なトカゲが脚光を浴びたのです。(つい最近のことのようですが。)
この写真のような必死な形相をし、ガニマタポーズで陸上も水面も(確か)走ることが出来る様子がお茶の間の笑いを誘いました。
おそらくこの製品は、そのエリマキトカゲブームの中で企画された玩具のようです。動物には商標もパテントもありませんから結果として爆破的にグッズが溢れ、一大ブームへと成長する事になったのです。
当時、もはやブームとなってしまえば何を企画しても売れたのでしょう。鉛筆・消しゴム・下敷き・筆箱・トートバッグ・靴・傘などなど。経済効果ははかりしれないですねえ。
しかし、ブームが過ぎ、冷静に考えたら
消すこともできない消しゴムなんて全くの役立たずなのです。おそらく、処分されずにこの商品が現存している確立は奇跡に近いと思われます。
私も、すぐにでも捨てたい衝動に駆られます。
とりあえず並べてみました。
なんとなく陣形を整えます。
数で勝負!
当時の子供はこれもらって、喜んだんだろうなあ。
なんだか愛着を感じてきました。ブームが過ぎた玩具って手に余りますねえ。はたしてまだ需要はあるのか、今度親戚の子が来たら調べたいところです。